宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:45)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/ 2 --- ---
4/ 1 --- ---
3/31 --- ---

黒点  4/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:34 435 +1.2
-2 h 437 +0.0
-4 h 445 +1.1
-6 h 453 +1.0
-8 h 457 +1.8
-10 h 469 +0.9
-12 h 461 +1.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -4 -/ -
-2 h -3 -/ -
-4 h 2 -/ -
-6 h 2 -/ -
-8 h 5 -/ -
-10 h 7 -/ -
-12 h 5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^3
4/ 2 0.4 3x10^3
4/ 1 0.5 4x10^3
3/31 0.4 1x10^4
3/30 0.4 2x10^4
3/29 0.4 4x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 3/28 13:51 太陽風の速度は下がり始めています。磁気圏の活動も小さくなっています。
2018/ 3/29 13:41 太陽の東端から黒点が現れるかもしれません。太陽風は低速になっています。
2018/ 3/30 13:52 太陽の東端から黒点が現れました。太陽風はやや高速になっています。
2018/ 3/31 13:41 2703黒点群でC4.6の小規模フレアが発生しました。Cフレアは1か月ぶりです。
2018/ 4/ 1 13:43 2703黒点群でB7.1の小さいフレアが発生し、CMEも飛び出しています。
最新のニュース

2018/ 4/ 2 13:45 更新
太陽は無黒点に戻っています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

高坂雄一さんより、カナダ、イエローナイフで、
現地3月31日23時から2時にかけて撮影された
オーロラの写真をいただきました。
世界時では、4月1日5〜8時頃です。

何度かピンク色の濃いオーロラが頭上を覆ったとのことで、
なかなか見応えのある夜だった様です。
1枚目と3枚目に、緑とピンクの重なった長大なオーロラが見えています。
2枚目の写真は、満月と並んでいて、
月の光に負けずにオーロラも写っています。

この頃の太陽風は、速度は450km/秒とやや高まっていましたが、
磁場はどちらかというと北寄りで、
磁気圏の活動度はあまり高まっておらず、
AE指数は目立った変化にはなっていませんでした。
地球全体としては穏やかな状況でしたが、
極域では、美しいオーロラが輝く瞬間もあった様です。

高坂さんによると、強弱の違いはあるものの、
月曜日から6晩連続でオーロラが見えているそうです。
夜が次第に短くなっていく中、貴重な写真をありがとうございます。



太陽風の速度は、昨日の午後から少し高まって、
470km/秒に上がりました。
今日の未明から少し下がり始め、
現在は430km/秒と、昨日程度に戻っています。
磁場強度は、5nTと平均的な状態です。

太陽風磁場の南北成分は、0nT付近で小さくなっています。
磁気圏は穏やかで、AE指数は目立った変化は起きていません。

SDO衛星AIA193では、
太陽の中央部にはコロナホールはなく、
太陽風は穏やかに推移しそうです。
昨日お知らせしたCMEの影響が、
明後日くらいにやって来るかもしれません。


太陽では、2703黒点群が見えなくなり、
無黒点になっています。

この2703黒点群で、
昨夜、1日22時(世界時1日13時)に、
B9.0の小さいフレアが発生しています。

X線グラフの変化は、
昨日お知らせしたB7.1のフレアと似ていますが、
STEREO Ahead衛星の写真では、
CMEは起きていないようです。



カナダ、イエローナイフで、現地3月31日23時〜2時にかけて撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


カナダ、イエローナイフで、現地3月31日23時〜2時にかけて撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


カナダ、イエローナイフで、現地3月31日23時〜2時にかけて撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。