宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 3/31 13:41 更新 2703黒点群でC4.6の小規模フレアが発生しました。Cフレアは1か月ぶりです。 担当 篠原 太陽の東端に現れた黒点群は、 2703黒点群と番号が付けられています。 この領域で、昨夕、30日17時(世界時30日8時)に、 C4.6の小規模フレアが発生しました。 Cクラスのフレアの発生は、3月2日のC1.9以来、およそ1か月ぶり、 C4に達する規模のフレアは、2月10日のC4.6以来(偶然同じ値です)、 およそ2か月ぶりです。 GOES-14衛星のX線カメラによる動画を掲載します。 2703群では、その後もBクラスの小さい活動が起きています。 この後もCクラスの活動は起きるでしょうか。 太陽風は、昨日のニュースの後、速度は400km/秒に下がりましたが、 今朝くらいから少し高まって、 450km/秒とやや高速の状態に戻っています。 磁場強度は、6nT前後と平均的な状態です。 磁場の南北成分は、北寄りの傾向です。 磁気圏は穏やかで、AE指数は特に変化はありません。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真は、 今日は正しい向きに戻っています。 中央部にコロナホールは見られず、 今後、太陽風は穏やかに推移しそうです。 放射線帯の高エネルギー電子は、減少が進んでいます。 赤線のGOES-15は、かろうじて10,000に達していますが、 明日には割っていそうです。 GOES-14衛星のX線カメラによる、C4.6の小規模フレア。 (c) NOAA/SWPC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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