宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 3/25 14:16 更新 太陽風速度の高まりは続いています。磁気圏も活動的です。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日の夕方にかけて400km/秒まで下がりましたが、 その後再び高まって、 今朝以降は、480km/秒と高速の状態に戻っています。 太陽風速度の高まりは、上下しながら続いています。 一方、磁場強度は、速度の変化と反対に、 5nTから10nTに高まり、 再び5nTに戻るという変化をしています。 南北成分は、比較的南向きに変化しています。 磁気圏の活動はある程度高まっていて、 AE指数は、500nT程度の中規模の変化が目立っています。 SDO衛星AIA193では、 太陽風の高まりをもたらしているコロナホールは 太陽の西の端に達しています。 この後、太陽風は穏やかな風に戻りそうです。 太陽は無黒点です。 X線グラフも変化は見られません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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