宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 3/21 17:37 更新 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、今朝くらいに400km/秒まで下がり、 高速太陽風は終わりました。 現在は360km/秒まで下がり、低速の状態に変わっています。 磁場強度は、2〜4nTとやや弱い値で推移しています。 太陽風磁場の南北成分は、 グラフの前半は南北に小さく変化していましたが、 後半は0nT付近になっています。 速度が下がってきたこともあり、 磁気圏の活動は小さくなっていて、 AE指数は、初めは300nT程度の小さい変化が起きていますが、 次第に変化のない穏やかな状態に変わっています。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールが中央部の南半球側に広がっています。 今後は、この領域の影響が到来するでしょう。 太陽は無黒点で、穏やかな状態です。 今日は、鹿児島市内で講習会に参加していたため、 更新が遅くなってしまいました。 明日も、同じくらいの更新になるかもしれません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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