宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 3/17 14:31 更新 太陽風の高まりは続き、磁気圏の活動も活発です。 担当 篠原 昨日、500km/秒だった太陽風の速度は、 夜にかけて420km/秒まで下がりましたが、 その後、再び高まり、現在は500km/秒に戻っています。 高速の風が続いています。 太陽風の磁場強度は、速度とは反対に、 夜にかけて12nTへ強まりましたが、 その後は低下して、現在は3nTとやや弱くなっています。 磁場が強まった頃、南北成分は -5nT程度の南向きが続き、 磁気圏の活動を高めています。 AE指数では、500〜1000nTの中規模の変化が続いています。 太陽風のグラフの最後では、 磁場強度の低下とともに、南北成分は0nTに近付いています。 この状態が続くと、磁気圏の変化は弱くなっていくでしょう。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは太陽の西に過ぎつつあります 太陽風の高まりは終わりに向かいそうです。 太陽は無黒点で、穏やかな状態が続いています。 太陽風の高まりを受けて、 放射線帯の高エネルギー電子が増加し、10,000に達しています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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