宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 3/11 14:41 更新 太陽風磁場の強まりは通り過ぎ、磁気圏は穏やかになっています。 担当 篠原 太陽風の磁場強度は、今朝早くまで15nTに強まった状態が続き、 その後、次第に低下して、 現在は3nTとやや弱まった状態になっています。 磁場の強まりは通り過ぎています。 磁場の南北成分は、昨夜までは南寄りが続きましたが、 その後、北向きに切り替わっています。 このため、磁気圏の活動も、 昨夜まではAE指数で500nT程度の変化が続きましたが、 その後は静かになっています。 太陽風の速度は、400km/秒前後でやや変化していますが、 平均的な状態です。 SDO衛星AIA193のコロナ写真を見ると、 東西に伸びるコロナホールの先頭は、太陽の中心線に達しています。 3日後くらいから高速の太陽風が始まりそうです。 太陽は無黒点の状態が続いています。 X線のグラフも変化はなく、穏やかに推移しています。 種子島ロケットコンテストも終わり、 これから鹿児島に帰るところです。 今日も良い天気で、楽しい滞在になりました。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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