宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:44)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/10 --- ---
3/ 9 --- ---
3/ 8 --- ---

黒点  3/10 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:34 428 -6.1
-2 h 448 -6.3
-4 h 446 -10.3
-6 h 446 -4.0
-8 h 426 +4.0
-10 h 435 +3.5
-12 h 365 +0.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -49 -/ -
-2 h -13 -/ -
-4 h 6 -/ -
-6 h 35 -/ -
-8 h 29 -/ -
-10 h 28 -/ -
-12 h 12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^0
3/10 0.4 9x10^1
3/ 9 0.8 5x10^1
3/ 8 0.4 5x10^1
3/ 7 0.4 3x10^1
3/ 6 0.4 7x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 3/ 5 13:16 太陽風は低速です。2月の黒点相対数は 10.6 でした。
2018/ 3/ 6 13:30 太陽風はやや低速で、磁気圏は穏やかです。新燃岳の噴煙の写真をどうぞ。
2018/ 3/ 7 12:38 太陽でフィラメント噴出が発生しています。太陽風は平均的な速さです。
2018/ 3/ 8 07:53 太陽風はやや低速で、磁気圏は概ね静穏です。
2018/ 3/ 9 15:31 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2018/ 3/10 14:44 更新
太陽風磁場の強まりが到来し、磁気圏の活動も高まっています。

担当 篠原

今日未明、10日2時(世界時9日17時)頃、
規模は小さいのですが、太陽風の急な強まりが到来して、
速度や磁場強度、プラズマの密度などが高まっています。
太陽風の速度は、400km/秒から450km/秒とやや高速に、
磁場強度は、5nTから15nTに強まっています。

到来のタイミングから考えると、
7日のニュースでお知らせした
フィラメント噴出による乱れの可能性があります。

磁場が強まった後、南北成分は南に大きく変化して、
-5〜 -10nTの南向きが続いています。
このため、磁気圏の活動も高まって、
AE指数は、500〜800nTの中規模の変化が連続的に発生しています。
極域ではオーロラの輝きが見られているのではないでしょうか。

この後、磁場の南北成分は北向きに切り替わる可能性があります。
その場合、磁気圏の活動は穏やかになるでしょう。
一方、北に切り替わらず、南を向き続けると、
オーロラの活動も継続することが期待できます。


太陽は、無黒点で穏やかです。




今日の種子島は、昨日の強風から一転して、
風の弱い、穏やかな晴天になり、
ロケットコンテストは、無事に競技が行われました。
鹿児島高専は、2チームが出場しましたが、
どちらも残念な結果になりました。
また来年です。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。