宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2018/ 3/10 14:44 更新 太陽風磁場の強まりが到来し、磁気圏の活動も高まっています。 担当 篠原 今日未明、10日2時(世界時9日17時)頃、 規模は小さいのですが、太陽風の急な強まりが到来して、 速度や磁場強度、プラズマの密度などが高まっています。 太陽風の速度は、400km/秒から450km/秒とやや高速に、 磁場強度は、5nTから15nTに強まっています。 到来のタイミングから考えると、 7日のニュースでお知らせした フィラメント噴出による乱れの可能性があります。 磁場が強まった後、南北成分は南に大きく変化して、 -5〜 -10nTの南向きが続いています。 このため、磁気圏の活動も高まって、 AE指数は、500〜800nTの中規模の変化が連続的に発生しています。 極域ではオーロラの輝きが見られているのではないでしょうか。 この後、磁場の南北成分は北向きに切り替わる可能性があります。 その場合、磁気圏の活動は穏やかになるでしょう。 一方、北に切り替わらず、南を向き続けると、 オーロラの活動も継続することが期待できます。 太陽は、無黒点で穏やかです。 今日の種子島は、昨日の強風から一転して、 風の弱い、穏やかな晴天になり、 ロケットコンテストは、無事に競技が行われました。 鹿児島高専は、2チームが出場しましたが、 どちらも残念な結果になりました。 また来年です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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