宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 3/ 4 15:13 更新 太陽風がやや高速になっています。太陽は無黒点になっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、今朝までは330km/秒と低速でしたが、 その後上昇を始め、 現在は450km/秒とやや高速の風になっています。 27日周期の図の前周期に見られた、 太陽風速度の高まりが帰ってきたのかもしれません。 太陽風の磁場強度は、速度が高まる前に10nTに強まりましたが、 速度が上がると、こちらは低下して、 現在は3nTとやや弱い値になっています。 磁気圏では、AE指数で300nT程度の 小規模の変化が数回発生しています。 太陽風の速度は少し高まってきましたが、 磁場が弱まっているので、 今後もこの状態であれば、磁気圏は弱い変化に留まりそうです。 太陽は、無黒点になっています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 東端(左端)から明るい領域が上がってきたのですが、 黒点は見えませんでした。 X線のグラフも変化はなく、太陽は穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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