宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 2/28 13:13 更新 太陽風の速度は500km/秒台に高まりました。2700黒点群は小さくなっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨夜には500km/秒を超え、 深夜に550km/秒まで高まりました。 しかし、その後は低下を始めて、 現在は460km/秒とやや高速の状態です。 太陽風の磁場強度は、 昨夜は10nT近くに高まった状態が続きましたが、 今日に入ると5nTに下がり、現在まで続いています。 太陽風磁場の南北成分は、 掲載のグラフでは、北寄りの時間帯が長く、 南向きの変化は、一時的に -10nTまで強まった時間帯程度です。 このため、磁気圏の活動も、 磁場が南に強まった頃に AE指数が1000nTに達する大きな変化が発生した程度で、 その他は穏やかになっています。 AE指数のグラフでは、 27日の最初にも大きな変化が起きていますが、 これは、DSCOVR衛星の1日幅のグラフでは、 通り過ぎてしまった頃の活動です。 この時も、太陽風の磁場は南向きに強まっていました。 (昨日のニュースの太陽風のグラフを参照して下さい) 太陽では、2700黒点群は縮小に向かっています。 X線グラフも特に変化はなく、太陽は穏やかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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