宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:11)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/ 2 --- ---
3/ 1 --- ---
2/28 --- ---

黒点  3/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
2700 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:15 360 -2.1
-2 h 366 -1.2
-4 h 363 -0.3
-6 h 365 -1.9
-8 h 372 -2.9
-10 h 379 -2.9
-12 h 390 -3.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 0 -/ -
-2 h 6 -/ -
-4 h 3 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h -1 -/ -
-10 h -2 -/ -
-12 h -1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^2
3/ 2 0.4 9x10^2
3/ 1 0.5 8x10^2
2/28 0.5 3x10^2
2/27 0.4 3x10^3
2/26 0.4 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 2/25 13:45 太陽風は平均的な速度に下がり、磁気圏も穏やかです。
2018/ 2/26 12:31 太陽風は平均的な状態です。磁気圏で弱い活動が起きています。
2018/ 2/27 12:21 太陽風磁場が強まり、磁気圏の活動も高まっています。黒点が発生しました。
2018/ 2/28 13:13 太陽風の速度は500km/秒台に高まりました。2700黒点群は小さくなっています。
2018/ 3/ 1 13:18 太陽風は平均的な速度に戻っています。
最新のニュース

2018/ 3/ 2 14:11 更新
2700黒点群でB6.8の小さいフレアが起きました。

担当 篠原

2700黒点群は更に小さくなり、
掲載の可視光写真では、見つけられないくらいです。

この2700黒点群で、今朝、2日9時半(世界時2日0時半)に、
B6.8の小さいフレアが発生しました。
フレアの様子をSDO衛星AIA193の動画で紹介します。
Cクラス以下の小さい活動ですが、
静かになっている現在の太陽では貴重な変化です。

この動画でもコロナのガスが吹き飛ぶ様子を見ることができますが、
SOHO衛星LASCO C2では、
CME(太陽ガスの放出現象)の飛び始めを見ることができます。
地球からは横方向なので、影響は及ばないでしょう。

この後、2700黒点群が見えなくなると、
太陽は無黒点になりそうです。


太陽風の速度は、今日に入る頃に400km/秒を割り、
現在は360km/秒と低速の風になっています。
磁場強度は、3nTから5nTに少し上がり、
平均的な強度に戻っています。

27日周期の図を見ると、
27日前と同様の穏やかな風になってきた様です。

太陽風磁場の南北成分は、弱い南寄りになっていて、
AE指数では、300〜500nTの小規模の活動が発生しています。
現在は太陽風の速度が下がってきたので、
今後の活動は変化が小さくなりそうです。



2700黒点群で発生したB6.8の小さいフレア。SDO衛星AIA193。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


B6.8フレアに伴って発生したCME。SOHO衛星LASCO C2。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。