宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 2/27 12:21 更新 太陽風磁場が強まり、磁気圏の活動も高まっています。黒点が発生しました。 担当 篠原 今朝から、太陽風の磁場強度が強まり、 現在は10nTに達しています。 速度は、400〜430km/秒と平均的な状態が続いていましたが、 グラフの最後のところで450km/秒に上がりかけています。 更に高まって行くでしょうか。 27日周期の図を見ると、 前周期も1月31日に小さい速度の高まりが到来しています。 この時と同じタイミングで、 太陽風の高まりが始まっているのかもしれません。 注目していたコロナホールは、 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 西の端にだいぶ近付いています。 影響があるなら、この辺りが最後のタイミングとなりそうです。 太陽風磁場の南北成分は、 磁場の強まりとともに南向きに強まりを見せています。 この影響で磁気圏の活動も高まり始めていて、 AE指数は500nTを少し超える位の変化になっています。 引き続き注目してください。 太陽では、昨日注目していた領域が発達して、 2700黒点群になっています。 前の黒点は、2月17日に沈んで行った2699群ですので、 10日ぶりの出現です。 X線グラフには、B3の小さい変化が発生しています。 B3に達する変化は2月16日以来で、 こちらも10日ぶりです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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