宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 3/ 3 14:10 更新 C1.9の小規模フレアが発生しました。太陽風は更に低速になっています。 担当 篠原 2700黒点群では、 昨夜、2日20時(世界時2日11時)に、 C1.9の小規模フレアが発生しました。 Cクラスに達するフレアは、2月12日のC1.5以来です。 小さい活動はその後も続いていて、 今日の昼にもB4程度のフレアを起こしています。 一方、黒点は更に小さくなり、 現在は拡大写真でもほとんど分からなくなっています。 太陽はこのまま無黒点になるでしょうか。 太陽風は、速度が300km/秒へ下がり、 更に低速の状態になっています。 磁場強度も3nTへ下がっています。 27日周期の図を見ると、 前周期と同様の変化になっています。 太陽風磁場の南北成分は、弱い南寄りになっていますが、 速度が下がっていることもあり、 磁気圏は穏やかで、AE指数はほとんど変化がありません。 前周期は、この後、太陽風の弱い高まりが来ています。 今回はどうなるでしょうか。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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