宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2018/ 2/26 12:31 更新 太陽風は平均的な状態です。磁気圏で弱い活動が起きています。 担当 篠原 太陽風は、420km/秒から380km/秒へ少し速度が下がり、 平均的な速さの風が続いています。 磁場強度も、5〜7nTと平均に近い状態で推移しています。 SDO衛星AIA193に見えいていたコロナホールの影響は、 まだ始まっていません。 写真を見ると、 コロナホールは影響の始まる目安の位置に達しています。 今後の太陽風の変化に注目して下さい。 太陽風磁場の南北成分は、 グラフの前半は弱い北寄り、後半は弱い南寄りになっています。 磁気圏の活動もこれに対応して、 AE指数のグラフは、初めは全く変化がありませんが、 その後、小さい活動が見られる様になっています。 世界時26日0〜1時のオーロラの様子を、 ノルウェー・トロムソの全天カメラの動画で紹介します。 AE指数のグラフは小規模の変化ですが、 全天カメラではきれいなオーロラが見えています。 太陽は、無黒点の状態が続いていますが、 SDO衛星AIA193の写真の中央部北側に、 小さく明るい領域が発生していて、 SDO衛星の可視光写真を拡大すると、 とても小さい黒い点が見えています。 「黒点」となるでしょうか。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |