宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 2/25 13:45 更新 太陽風は平均的な速度に下がり、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 昨日のニュース以降、太陽風の速度はゆっくりと低下して、 現在は420km/秒と平均的な速さへ戻っています。 磁場強度は、6nTへ少し上がっていますが、 こちらも平均的な状態です。 太陽風磁場の南北成分は、ほぼ0nTで推移しています。 磁気圏の活動はすっかり穏やかになっていて、 AE指数のグラフの後半は、 ほとんど変化がなくなっています。 今回の太陽風の高まりは、2日ほどで通り過ぎました。 ADO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 太陽の西側(右側)に縦に伸びるコロナホールがあり、 この領域の影響が、明日くらいから始まる可能性があります。 大きな変化にはならないと思いますが、 コロナホールは、27日前よりも目立つ様になっていて、 どの程度の影響が到来するのか、注目してください。 太陽は無黒点が続いています。 X線グラフも変化はなく、太陽はとても穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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