宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 2/23 13:01 更新 太陽風の磁場が強まり、磁気圏の活動を高めています。速度も高速に変わっています。 担当 篠原 昨日の午後から太陽風の磁場がやや強まり、 磁気圏の活動が高まっています。 22日15時(世界時22日6時)頃から、 太陽風の磁場強度は、5〜8nTへやや強まっています。 それとともに、南北成分の変化が目立つ様になり、 +5nT〜 -5nTの間を大きく変化しています。 これにより磁気圏の活動度が高まり、 AE指数で、500nT前後、 最大で800nTの中規模の変化が発生しています。 世界時22日21時のオーロラの様子を、 ノルウェー・トロムソの全天カメラの動画で紹介します。 明るいオーロラの輝きが、夜空を飾っています。 この頃、AE指数は500nTの変化になっていました。 太陽風は、今朝に入ると速度も上がり始め、 既に500km/秒と高速の風に変わっています。 磁場強度は、依然5〜8nTとやや強まっていて、 速度はもう一段高まっていくかもしれません。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 太陽の中央部に南極から伸びるコロナホールが見えています。 この領域の影響を考えると、 引き続き4〜5日程度太陽風の高まりが続くかもしれません。 太陽は、無黒点で穏やかです。 ノルウェーのトロムソで全天カメラにより撮影された、世界時22日21時〜22時半のオーロラ。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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