宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 2/21 13:09 更新 太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかになりました。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日の夕方までは500km/秒台を保っていましたが、 その後は、450km/秒に下がってやや高速となり、 今朝になると更に下がって行き、 現在は350km/秒と一気に低速の風に変わっています。 磁場強度も、昨日の夜には3nTに弱まり、現在もその状態です。 磁場の南北成分は、0nT付近で小さくなっています。 磁気圏の活動も穏やかになって、 AE指数は、変化がほとんどなくなっています。 SDO衛星AIA193の太陽写真で、 西の端に進んでいったコロナホールの影響は終わりました。 一方、太陽の中央部には、淡いコロナホールの領域が あちこちに小さく見えています。 これらの領域の影響が見られるかどうか、 今週末から来週初めにかけて注目してください。 放射線帯の高エネルギー電子は、 目立った増加が止まり、 全体としては10,000を割ったところで安定しています。 太陽風の強まりも終わって、 今後は次第に減少していくでしょう。 太陽は無黒点です。 X線グラフも変化がなく、静かな状態が続いています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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