宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 2/14 13:43 更新 太陽風は低速です。今後、CMEの乱れが到来しそうです。 担当 篠原 2699黒点群は、衰え始めている様で、 拡大写真では、黒点が小さくなり、 X線グラフは、全体の強度が低下しています。 太陽はこのまま穏やかになりそうです。 太陽風は、320km/秒と低速の風が続いています。 磁場強度は、3nTから5nTに上がり、 再び3nTに下がるという変化をしていますが、 振れ方としては小幅で、 磁気圏では特に変化は起きていません。 AE指数はほとんど変化がなく、穏やかな状態が続いています。 12日の朝に発生したCMEの影響が近付いています。 NOAA/SWPCの太陽風予報では、 今夜くらいに変化が到来するとしています。 変化の到来まで3〜4日程度と考えると、明日前後となりそうです。 今夜以降の太陽風の推移に注目して下さい。 太陽風の磁場が強まり、南向きに大きく変化すると、 磁気圏の活動も高まります。 オーロラのライブカメラにも注目して下さい。 一方、SDO衛星AIA193では、 三角形のコロナホールが太陽の中央部に広がっています。 明後日以降は、この領域の影響も始まりそうです。 2699黒点群の拡大写真。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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