宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:43)
昨日、C1.5の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/13 --- ---
2/12 09:21 C1.5
2/11 --- ---

黒点  2/13 (NOAA)
磁場 フレア
2699 16 β C2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:34 318 +0.9
-2 h 328 -0.5
-4 h 333 +0.9
-6 h 337 +2.7
-8 h 335 +1.5
-10 h 337 -1.1
-12 h 338 +0.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 17 -/ -
-2 h 25 -/ -
-4 h 28 -/ -
-6 h 21 -/ -
-8 h 17 -/ -
-10 h 20 -/ -
-12 h 26 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^0
2/13 0.6 5x10^0
2/12 0.5 6x10^0
2/11 0.4 6x10^0
2/10 0.6 1x10^1
2/ 9 0.5 1x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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太陽風 7日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 2/ 8 12:39 2699黒点群で、C8.1の小規模フレアが発生しました。
2018/ 2/ 9 12:58 2699黒点群では小さい活動が続いています。
2018/ 2/10 09:55 2699黒点群でBクラスのフレアが続いています。太陽風は低速です。
2018/ 2/11 09:48 2699黒点群で、C4.6の小規模フレアが発生しました。
2018/ 2/12 13:57 2699黒点群でC1.5フレアが発生し、CMEも発生しています。
最新のニュース

2018/ 2/13 12:43 更新
太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。コロナホールが太陽の中心部に広がっています。

担当 篠原

2699黒点群は、昨日のC1.5以降は、
Bクラスの小さいフレアを数回起こした程度で、
活動は落ち着いている様です。

可視光写真では、黒点は小さくなり始めている印象で、
黒点群はこの後衰えていくのでしょうか。


太陽風は低速の状態が続いています。
速度は、320km/秒から340km/秒へゆっくり上がり、
再び320km/秒へ戻るという小幅の変化をしています。

磁場強度は、2nTに下がっています。
南北成分は北寄りに振れていて、
速度が下がっていることもあり、
磁気圏は穏やかです。
AE指数は目立った変化はありません。

SDO衛星AIA193では、コロナホールが太陽の中心線を越え、
西半球側に進んでいます。
3日後くらいに太陽風の高まりが始まるかもしれません。

ただし、27日周期の図の前周期の太陽風を見ると、
27日前にあたる1月17日にも、
コロナホールは太陽の中心部に見えていたのですが、
太陽風速度の高まりは、4日半後の1月21日後半に始まりました。
今回はどのタイミングで変化が到来するでしょうか。
(昨日のCMEの乱れもあるので、変化は複雑になるかもしれません)




2699黒点群の拡大写真。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。