宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2018/ 2/13 12:43 更新 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。コロナホールが太陽の中心部に広がっています。 担当 篠原 2699黒点群は、昨日のC1.5以降は、 Bクラスの小さいフレアを数回起こした程度で、 活動は落ち着いている様です。 可視光写真では、黒点は小さくなり始めている印象で、 黒点群はこの後衰えていくのでしょうか。 太陽風は低速の状態が続いています。 速度は、320km/秒から340km/秒へゆっくり上がり、 再び320km/秒へ戻るという小幅の変化をしています。 磁場強度は、2nTに下がっています。 南北成分は北寄りに振れていて、 速度が下がっていることもあり、 磁気圏は穏やかです。 AE指数は目立った変化はありません。 SDO衛星AIA193では、コロナホールが太陽の中心線を越え、 西半球側に進んでいます。 3日後くらいに太陽風の高まりが始まるかもしれません。 ただし、27日周期の図の前周期の太陽風を見ると、 27日前にあたる1月17日にも、 コロナホールは太陽の中心部に見えていたのですが、 太陽風速度の高まりは、4日半後の1月21日後半に始まりました。 今回はどのタイミングで変化が到来するでしょうか。 (昨日のCMEの乱れもあるので、変化は複雑になるかもしれません) 2699黒点群の拡大写真。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |