宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 2/ 6 13:37 更新 2699黒点群は少し大きくなっています。太陽風は平均的な状態です。 担当 篠原 太陽の東の2699黒点群は、 黒点が少し大きくなっています。 東端に現れてからの様子を、 SDO衛星可視光カメラの動画で紹介します。 X線グラフも細かく変化していますが、 B8の変化が最大で、Cクラスに届くフレアは発生していません。 昨日に続いて、C以上のフレアは起きるでしょうか。 太陽風は、速度430km/秒、磁場強度6nTと、 平均的な状態で安定しています。 磁場の南北成分は、 グラフの前半は南寄り、後半はやや北寄りに変わっています。 AE指数では、南寄りの頃に 500〜800nTの中規模の変化が発生しています。 その後は変化がなくなり、磁気圏は穏やかになっています。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中心部にはコロナホールは見られません。 太陽風は、次第に速度が下がり、 穏やかな風がしばらく続きそうです。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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