宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:45)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 5 --- ---
2/ 4 --- ---
2/ 3 --- ---

黒点  2/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
2699 1 α C1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:34 403 +3.5
-2 h 408 -2.1
-4 h 404 +1.4
-6 h 381 +1.0
-8 h 368 +3.9
-10 h 351 -0.9
-12 h 338 +0.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -11 -/ -
-2 h 12 -/ -
-4 h 24 -/ -
-6 h 19 -/ -
-8 h 18 -/ -
-10 h 26 -/ -
-12 h 20 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 6x10^0
2/ 5 0.4 5x10^1
2/ 4 0.5 6x10^1
2/ 3 0.4 6x10^1
2/ 2 0.5 4x10^1
2/ 1 0.5 3x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 1/31 13:40 太陽の東側に小さい黒点が現れています。太陽風は更に低速になっています。
2018/ 2/ 1 14:06 太陽風は平均的な速度に戻っています。太陽は無黒点になっています。
2018/ 2/ 2 12:31 太陽風は平均的な状態ですが、速度は次第に下がっています。
2018/ 2/ 3 13:38 太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。
2018/ 2/ 4 12:30 太陽風は低速です。太陽は無黒点が続いています。
最新のニュース

2018/ 2/ 5 12:45 更新
3か月半ぶりにCクラスに達するフレアが発生しました。1月の黒点相対数は 6.7 でした。

担当 篠原

WDC-SILSOより1月の太陽黒点相対数が発表され、
月平均値は 6.7 と3か月連続の1桁台となりました。
11月は5.7、12月は8.2です。

黒点が見えなかった黒点相対数 = 0 の日も、
15日と1か月のほぼ半分です。
こちらも、11月は19日、12月は16日と
半数前後の月が3か月続いていて、
太陽活動の弱まりは、このレベルに達していると言えそうです。

どちらの値も、前の周期の極小の始まりと比べると、
2007年後半頃に相当します。
前回は、その後更に無黒点の日が増えて、
20日台後半に達しました。
今回はどこまで増えるでしょうか。



今日の太陽は、東端から黒点が出現しています。
昨日、活動的な領域が近づいていると書いていた場所で、
2699黒点群と番号が付いています。

X線グラフも細かい活動が頻発する様になり、
今朝、5日5時半(世界時4日20時半)に、
C1.1の小規模フレアも発生しています。
Cクラスに達するフレアの発生は、
昨年10月20日のM1.1以来で、3か月半ぶりのことです。
B9と、Cまであと少しというフレアは起きていましたが、
Cのラインを超えたのはずいぶん久しぶりです。

SDO衛星AIA131による動画を掲載します。
細かい活動が活発に起きている様子が分かります。
今後の2699群の変化に注目してください。


太陽風は、昨夜から今日未明にかけて磁場が強まり、
10nT近くまで高まりました。
それとともに速度もやや上昇して、
330km/秒の低速風から、
現在は400km/秒と平均的な速度に変化しています。
一方、速度が上がると磁場強度は下がり、
5nTと平均的な値に戻っています。

27日周期の図の前周期、1月8日に見られた変化が、
弱くなって回帰したのかもしれません。
速度の高まりはこの程度で終わるのか、
もうしばらく注目してください。

太陽風の磁場強度は強まりましたが、
南北成分はあまり南向きに振れず、
磁気圏の活動は、一時的にAE指数500nTの変化が起きた程度です。



太陽黒点相対数の長期変化。1月の黒点相対数は 6.7 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の月毎の無黒点日の日数。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


太陽の東端に現れた2699黒点群の活動の様子。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。