宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 2/ 2 12:31 更新 太陽風は平均的な状態ですが、速度は次第に下がっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、430km/秒から390km/秒へ ゆっくり下がっています。 磁場強度も、5nTから4nTへわずかですが低下の傾向です。 太陽風は、全体としては穏やかに推移しています。 太陽風磁場の南北成分は、 掲載のグラフでは、北寄りから南寄りに傾向が変化しています。 ただし、振れ幅は小さく、速度も高まってはいないため、 磁気圏は穏やかです。 AE指数のグラフでは、後半に小さい変化が見えている程度です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 北極域のコロナホールが西に少し進んでいます。 この領域の影響の到来は、もう少し先です。 太陽の低緯度域には東半球にかけてコロナホールはなく、 太陽風はしばらく穏やかに推移しそうです。 太陽は、黒点は見られず、 X線グラフも特に変化はありません。 静かに推移しています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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