宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 2/ 3 13:38 更新 太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨夜から今朝にかけてさらに低下して、 310km/秒と低速の風になっています。 磁場強度は、3〜4nTとやや弱まったままですが、 今朝くらいに、セクターの切り替わりが到来しています。 27日周期の図を見ると、前周期は1月8日にこの変化が来ています。 この時は、コロナホールによる太陽風の強まりも続きましたが、 今回はどうなるでしょうか。 太陽風磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化しています。 速度も下がっているため、磁気圏はとても穏やかで、 AE指数は目立った変化は起きていません。 SDO衛星AIA193の太陽写真を見ると、 東端(左端)の赤道付近に明るく光る領域が現れています。 可視光写真では、白斑が見えていますが、 黒点は見えません。 太陽は、無黒点がつづいています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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