宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2018/ 2/ 4 12:30 更新 太陽風は低速です。太陽は無黒点が続いています。 担当 篠原 太陽風は、320km/秒と低速の状態で安定しています。 磁場強度も、2〜4nTと弱い値を推移しています。 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風は、この後に速度の高まりが発生していますが、 今回はどうなるでしょうか。 磁気圏も穏やかで、 AE指数のグラフはほとんど変化がありません。 それでも、全く何もないということではなく、 ノルウェーのトロムソでは、世界時3日19時過ぎに、 オーロラのにぎやかな輝きが見られています。 SDO衛星AIA193では、低緯度域にコロナホールはなく、 しばらくの間、太陽風は穏やかな風が続きそうです。 太陽は、今日も無黒点です。 ただし、東端(左端)から活動的な領域が近づいている様で、 X線グラフに小さい変化が起こる様になっています。 SDO衛星AIA193でも、明るい領域が小さく見えています。 黒点の登場となるでしょうか。 ノルウェーのトロムソで全天カメラにより撮影された、世界時3日19〜20時半のオーロラ。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |