宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2018/ 2/ 1 14:06 更新 太陽風は平均的な速度に戻っています。太陽は無黒点になっています。 担当 篠原 太陽風は、昨日の午後からやや高まって、 磁場強度は3nTから8nTへ強まり、 速度も330km/秒から、430km/秒へ高まりました。 一方、磁場強度は現在は5nTに戻っています。 どちらも平均的な値に高まった程度の変化で、 全体としては穏やかに推移しています。 太陽風磁場の南北成分は、 昨日から今朝にかけて弱い南寄りの傾向が続きました。 速度が平均的な値に戻りかけていたこともあり、 磁気圏の活動はやや高まって、 AE指数では、300〜500nTの小規模の活動が 連続的に発生しました。 その後は磁場は北寄りになり、 AE指数の変化は小さくなっています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 太陽の中央部には目立ったコロナホールはなく、 太陽風は基本的には穏やかに推移しそうです。 北半球の高緯度域にコロナホールが広がっていますが、 昨日紹介した様に、 この領域の影響は今回はどの程度になるでしょうか。 4日頃からの太陽風に注目して下さい。 太陽は、2697黒点群は見えなくなり、 無黒点になっています。 X線グラフも変化はなく、穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |