宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 1/28 12:59 更新 太陽風は平均的な速度で、磁気圏も概ね静穏です。 担当 篠原 太陽風の速度は、 今日に入る頃に、430km/秒から400km/秒へ少し下がり、 更に、現在は380km/秒と400km/秒台を割りかけています。 磁場強度も、4nTから3nTへ少し下がる変化をしていて、 太陽風は穏やかに推移しています。 太陽風磁場の南北成分は、振れ幅は小さいのですが、 グラフの前半で南寄りに推移したため、 AE指数にも500nT近い高まりが発生しています。 その後は、南北成分は0nT付近に弱まり、 AE指数も変化しなくなっています。 27日周期の図を見ると、 前周期の1月1日に弱い太陽風の高まりが到来しています。 この後、この変化の回帰が見られるか。 あるいは、SDO衛星AIA193のコロナ写真の 太陽中央部にある淡いコロナホールの影響が到来するか。 変化が始まったとき、原因を見分けるのは難しいですが、 今後の推移に注目してください。 太陽は、今日も無黒点です。 X線グラフも変化はなく、太陽はとても穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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