宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 1/26 12:44 更新 磁気圏はやや活動的な状態が続いています。 担当 篠原 太陽風は、速度が400km/秒から440km/秒へ少し上がり、 磁場強度は、8nTから一旦5nTに下がって、 再び7nTへ高まる変化をしています。 どちらも変化としては小さく、 27日周期の図の前周期の変化を見ると、 太陽風は、基本的には穏やかに推移しそうです。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 太陽の中低緯度域に小さいコロナホールも見えています。 これらの影響がある程度及んでいるのかもしれません。 太陽風磁場の南北成分は、 南に振れたり(マイナス方向)、北に振れたり(プラス方向) 変化しています。 磁気圏の活動は、やや高まった状態が続いていて、 AE指数では、500nT前後の中規模の変化が度々発生しています。 27日周期の図の前周期を見ると、 12月31日にセクターの変化が到来し、 その後、磁場強度の高まりや速度の上昇が発生しています。 この変化は、以前からずっと続いていたのですが、 高速風の原因となっていたコロナホールの規模が前回頃から縮小し、 今回も目立たなくなっています。 今回の太陽風はどの様に推移するか、今後の変化に注目して下さい。 太陽は、無黒点です。 X線グラフも特に変化はありません。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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