宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:31)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/25 --- ---
1/24 --- ---
1/23 --- ---

黒点  1/25 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:25 400 +4.0
-2 h 400 +2.5
-4 h 413 -4.1
-6 h 410 -7.2
-8 h 400 -3.0
-10 h 377 +6.4
-12 h 373 -0.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -21 -/ -
-2 h -9 -/ -
-4 h -2 -/ -
-6 h 17 -/ -
-8 h 21 -/ -
-10 h 8 -/ -
-12 h 10 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^1
1/25 0.4 7x10^2
1/24 0.5 1x10^3
1/23 0.5 5x10^2
1/22 0.5 2x10^2
1/21 0.5 1x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 1/20 11:03 太陽風は平均的な状態です。これからコロナホールの影響が始まるかもしれません。
2018/ 1/21 12:14 太陽風は平均的な状態が続き、高まりは来ていません。
2018/ 1/22 12:31 高速太陽風が到来しました。B9.5の小さいフレアが発生しています。
2018/ 1/23 12:45 高速の太陽風は続いていますが、速度は次第に下がっています。
2018/ 1/24 13:31 太陽風は平均的な速さに戻っています。磁気圏も静穏です。
最新のニュース

2018/ 1/25 13:31 更新
太陽風磁場の強まりが到来し、磁気圏の活動をやや高めています。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨夜にかけて350km/秒まで下がったのですが、
その頃から磁場強度が上昇を始め、
25日1時(世界時24日16時)に、10nTまで強まりました。
南北成分の変化も次第に大きくなり、
-8nTと強い南向きの変化も発生する様になりました。
そして、速度も再び400km/秒と平均的な値に戻っています。

太陽風の変化の影響を受けて、
磁気圏の活動も高まりを見せています。
AE指数のグラフでは、
700〜800nTの中規模の活動が2回発生しています。

後半の変化にあたる、世界時24日23時台のオーロラの活動を、
ノルウェー・トロムソの全天カメラの動画ので紹介します。
空全体を一気に覆う様なオーロラの変化を見事に捉えています。

太陽風の変化は、この後どのように推移するでしょうか。


太陽は、無黒点で穏やかです。




ノルウェーのトロムソで全天カメラにより撮影された、世界時24日23〜24時のオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。