宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2018/ 1/23 12:45 更新 高速の太陽風は続いていますが、速度は次第に下がっています。 担当 篠原 太陽風は、530km/秒から490km/秒へ徐々に速度を下げていますが、 高速の状態は続いています。 磁場強度も、4nTへやや弱まりかけています。 太陽風磁場の南北成分は、 -2nTと小幅ですが、南寄りになっています。 このため、磁気圏では小中規模の活動が続き、 AE指数は300〜600nTの変化が繰り返し発生しています。 前周期の太陽風は、 この後1日半程度で通常の速度に下がっています。 今回はこの後どのように推移するでしょうか。 太陽で昨日発生したB9.5フレアの様子を、 SDO衛星AIA193による動画で紹介します。 X線強度としては規模の小さいフレアだったのですが、 静かな状態の太陽で発生したためか、 動画としてはなかなか見応えがあります。 CME(太陽ガスの放出現象)も発生していて、 SOHO衛星LASCO C2、C3では、 太陽の右に向かってコロナのガスが飛び出す様子が捉えられています。 地球への影響はないでしょう。 その後、2696群のあった領域は静かになっています。 また、無黒点の状態も続いています。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) B9.5のフレアに伴って噴出するCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |