宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 1/21 12:14 更新 太陽風は平均的な状態が続き、高まりは来ていません。 担当 篠原 太陽風の速度は、高まることなく、 400km/秒と平均的な状態を保っています。 やや強まっていた磁場強度は、 今日にかけて次第に下がり、 現在は5nTとこちらも平均的な値です。 27日周期の図を参照すると、 前周期の太陽風の高まり(12月24日)から、 既に1日近く遅れています。 一方、SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 コロナホールの先頭(右端)は、太陽の西の端に近づいていて、 高速風の始まりの目安の位置は過ぎています。 コロナホールは南半球にかけて細長く伸びているため、 どこかのタイミングで 地球にも太陽風の乱れはやって来るのではないかと思います。 この後どのように推移するのか、注目してください。 磁気圏では、小規模の活動がある程度続いていて、 AE指数のグラフは、 250nT程度の小さい変化が頻繁に起きています。 太陽は無黒点です。 2696黒点群のあった領域で小さい活動が見えている程度です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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