宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:54)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/19 --- ---
1/18 --- ---
1/17 --- ---

黒点  1/19 (NOAA)
磁場 フレア
2696 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 372 -3.9
-2 h 345 -1.8
-4 h 324 -0.3
-6 h 317 -1.2
-8 h 317 -0.8
-10 h 324 -0.4
-12 h 318 +0.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 2 -/ -
-2 h 14 -/ -
-4 h 15 -/ -
-6 h 19 -/ -
-8 h 18 -/ -
-10 h 12 -/ -
-12 h 14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 8x10^1
1/19 0.4 3x10^2
1/18 0.5 1x10^2
1/17 0.4 1x10^2
1/16 0.4 1x10^2
1/15 0.4 3x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 1/14 12:00 高速太陽風が到来し、速度は600km/秒に上昇しています。
2018/ 1/15 12:08 太陽風の速度はゆっくりと下がり始めています。
2018/ 1/16 12:27 太陽風はやや高速程度で、次第に落ち着きそうです。
2018/ 1/17 13:39 太陽風はやや低速になり、磁気圏は穏やかです。
2018/ 1/18 13:35 太陽風は更に低速になっています。明日以降、コロナホールの影響が始まりそうです。
最新のニュース

2018/ 1/19 12:54 更新
太陽でB9.7の小さいフレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。

担当 篠原

太陽の2696黒点群で、
昨日の午後、18日16時半(世界時18日7時半)に、
B9.7ともう少しでCクラスに達する小さいフレアが発生しました。
SDO衛星AIA131による動画を掲載します。

これに近い規模のフレアの発生は、
昨年末、12月28日のB8.3以来で、3週間ぶりの現象です。
太陽が活動的な頃には、紹介することもない小さいフレアですが、
最近の太陽にとっては、久しぶりの活動です。

フレアを起こした1696黒点群は、
今日の可視光写真では、ほとんど見えていません。


太陽風は、速度と磁場強度に小さい変化が起きていて、
速度は380km/秒、磁場強度は6nTと、
どちらも平均的な値に戻っています。

27日周期の図を参照すると、
太陽風磁場の大まかな方向の切り替わりが到来していて、
セクターのグラフが「A」から「T」に変化しています。
速度と磁場の増加は、この変化に関係しているようです。

次に注目されるのは、コロナホールの影響の到来です。
前周期は、12月24日に始まっていて、
この通りの回帰なら、明日には始まりそうです。
今後の太陽風の変化に注目してください。

現在の磁気圏は静穏で、AE指数はほとんど変化がありません。
一方、今朝以降、太陽風磁場の南北成分が、
南北に振れる様に傾向が変わっています。
この影響で、磁気圏もやや活動的になるかもしれません。




21日(日)に、工事の関係で学内が停電するため、
今夜、19日(金)夜頃に臨時サーバーに切り替えます。
それに伴い、最新データ等の更新も停止します。
復帰は、21日(日)の夜か、22日(月)になる予定です。




2696黒点群で発生したB9.7の小さいフレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。