宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2018/ 1/10 13:10 更新 太陽風の速度は下がり始め、高速風は終わりかけています。 担当 篠原 昨日から今日にかけて、太陽の北東の端(左上)で、 プロミネンスのきれいな変化が見られました。 SDO衛星AIA304による動画を掲載します。 ちょうど1日分の変化です。 地球への影響はありません。 太陽では、2694黒点群に加えて、 西側の赤道付近に新しい黒点が現れています。 X線グラフに変化はなく、どちらも活動は穏やかです。 太陽風は、ゆっくりと速度が下がり、 現在は470km/秒と、高速風は終わりかけています。 磁場強度は、5nTと平均的な状態です。 AE指数のグラフは、 前半は500nT近い小規模の変化が数回発生していますが、 後半は変化がなくなり、磁気圏は穏やかになっています。 太陽風の高まりも終わると、 磁気圏はこのまま静かな状態が続きそうです。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 北半球のコロナホールが太陽の中心部に見えています。 今、ここから噴き出している速度の高い太陽風は、 3日ほどかけて地球にやって来ます。 太陽の北東の端で発生したプロミネンスの活動。SDO衛星AIA304。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |