宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 1/ 7 11:31 更新 太陽風の速度は290km/秒まで下がっています。今後、高まる可能性があります。 担当 篠原 太陽風の速度は更に遅くなり、 290km/秒まで下がっています。 磁場強度は、3〜4nTとやや弱まった状態で安定しています。 27日周期の図の前周期と同じタイミングで、 速度はかなり遅くなっています。 磁気圏も静穏です。 AE指数のグラフはほとんど変化がありません。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 北半球のコロナホールは西側(右側)に進み、 影響が及び始める目安の位置に近付いています。 この後、太陽風の高まりが始まる可能性があります。 27日周期の図を見ると、 前周期は500km/秒程度に速度が高まり、 影響は3日ほど続きました。 今後、太陽風の磁場強度が強まり始めると、 影響の始まりです。 太陽では、2693黒点群が西の端に近付いています。 掲載の写真ではかろうじて見える程度です。 X線グラフも変化はなく、太陽はとても穏やかです。 今日、明日と徳山高専で行われる研究集会に参加します。 新幹線で山口に向かっているところです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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