宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 1/ 6 13:29 更新 太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 400km/秒付近で安定していた太陽風の速度は、 昨日の午後から更に低下が始まり、 現在は310km/秒まで下がっています。 磁場強度は、一旦、1nTまで下がりましたが、 現在は4nTに戻っています。 南北成分は比較的南寄りになっていますが、 振れ幅は小さく、速度も遅くなっているため、 磁気圏は穏やかで、 AE指数のグラフは、目立った変化は起きていません。 27日周期の図を見ると、 前周期も12月10日に300km/秒近くまで下がっていて、 同様の推移になっています。 前周期は、12月11日以降、太陽風の高まりが到来していますが、 今回はどうなるでしょうか。 明日以降の変化に注目してください。 太陽の2693黒点群は、更に小さくなり、 掲載の写真では、かろうじて見える程度です。 X線グラフは変化がなく、太陽はとても穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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