宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/12/30 09:28 更新 太陽の東端に小さい黒点が現れました。太陽風は平均的な状態です。 担当 篠原 昨日、太陽の東端でB8の小さいフレアを起こした領域は、 今日の可視光写真では、白斑として見えています。 SDO衛星の拡大写真を見ると、とても小さい黒点が見えていますが、 群番号が付けられるかどうかは分かりません。 B8以降は目立った活動もなく、 X線のグラフは静かになっています。 太陽風は、昨夜にかけて速度が400km/秒にやや上がり、 そのまま安定しています。 磁場強度も、5nT前後で安定していて、 太陽風は平均的な状態です。 磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化する程度です。 磁気圏は静穏で、AE指数のグラフには、 目立った変化はありません。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 北半球のコロナホールが太陽の中央線を通過しています。 明後日くらいに影響が到来するでしょうか。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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