宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/12/27 12:40 更新 太陽風は平均的な速度に戻っています。2692黒点群が見えなくなりそうです。 担当 篠原 太陽風の速度は、 今朝にかけて480km/秒へやや高まりましたが、 すぐに下がって、現在は420km/秒と平均的な状態に戻っています。 磁場強度は、5nT前後で安定しています。 27日周期の図を見ると、 前周期は、11月30〜31日にかけて 太陽風速度の弱い高まりが来ましたが、 今回はどうなるでしょうか。 太陽風磁場の南北成分は、南寄りの傾向が続き、 磁気圏の活動もやや高まった状態が続いています。 3日連続になりますが、 ノルウェー・トロムソの全天カメラの動画を掲載します。 世界時26日19〜20時頃、 AE指数で900nTの変化になっている時のオーロラです。 短い時間で一気に空全体を覆う様子が見事です。 太陽では、2692黒点群が小さくなり、 掲載の写真では、かろうじて見えている程度です。 このまま消えてしまいそうです。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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