宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/12/20 14:11 更新 太陽風の速度は460km/秒に下がり、高まりは終わりかけています。 担当 篠原 太陽風の速度は、550km/秒から460km/秒へゆっくりと下がり、 高速の太陽風は終わりかけています。 磁場強度も、3nTに下がっています。 27日周期の図を見ると、太陽風が下がっていくタイミングは、 前周期とほぼ同じになっています。 全体としては、3日程度太陽風は高まっていました。 太陽風磁場の南北成分は、振れ幅は小さいですが、 北寄りから南寄りに傾向が切り替わっています。 これに対応して、AE指数のグラフも、 後半に小規模の変化が続いています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 中央部の東側に小さいコロナホールが2つ見えています。 4日ほどすると、こちらの影響が始まりそうです。 太陽では、北東部(左上)の黒点が少しだけ大きくなり、 掲載の可視光写真でも微かに見える程度になっています。 NOAAの報告では、番号はまだ付けられていません。 また、X線グラフを見ると、 Bクラスの小さい活動を起こしています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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