宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:51)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/18 --- ---
12/17 --- ---
12/16 --- ---

黒点 12/18 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:44 589 +0.4
-2 h 583 +0.4
-4 h 608 -1.8
-6 h 619 -0.9
-8 h 611 -3.2
-10 h 625 +2.4
-12 h 631 -3.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -21 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -10 -/ -
-6 h -18 -/ -
-8 h -17 -/ -
-10 h -19 -/ -
-12 h -4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^2
12/18 0.4 1x10^3
12/17 0.4 3x10^2
12/16 0.4 3x10^2
12/15 0.4 3x10^2
12/14 0.4 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/12/13 13:08 やや高速の太陽風が続いています。太陽は黒点が見えなくなっています。
2017/12/14 12:53 太陽風は平均的な状態に戻りつつあります。太陽は無黒点です。
2017/12/15 12:31 太陽風は低速風に変わりかけています。太陽の東端に黒点が現れるかもしれません。
2017/12/16 14:05 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。コロナホールの影響が近づいています。
2017/12/17 13:36 太陽風の磁場が強まり、速度も高まり始めています。
最新のニュース

2017/12/18 11:51 更新
650km/秒に達する高速太陽風が到来し、磁気圏の活動も強まっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日のニュースの後も少しずつ上昇して、
昨夜、17日20時(世界時17日11時)頃から500km/秒を超える高速風になり、
18日0時(世界時17日15時)には、650km/秒まで高まりました。

この辺りを最高速度として、以降は速度が少し下がり、
現在は580〜600km/秒で推移しています。

太陽風の磁場強度は、
速度が上昇している頃に15nTまで強まり、
以降は少し落ち着いたものの、
現在も8nTとやや強まった状態が続いています。

太陽風磁場の南北成分は、南向きに頻繁に変化しています。
このため、磁気圏の活動も活発な状態が続き、
AE指数は、800nT前後の中規模の変化が連続的に発生しています。

久しぶりに、ノルウェーのトロムソの全天カメラによる
オーロラの動画を掲載します。
AE指数のグラフの世界時17日18時の高まりと、
続く19時の高まりに対応して、
全天カメラでもこの時刻にオーロラの激しい輝きが発生しています。

27日周期の図を見ると、太陽風速度の最高速度の到来は、
前周期よりも1日ほど早まっています。
今後の推移がどうなるか、
高速太陽風の継続時間や速度の下がり方に注目してください。


太陽は、今日も無黒点です。
X線グラフも特に変化はありません。



ノルウェー・トロムソの全天カメラで、世界時17日18〜19時頃に撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。