宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/12/15 12:31 更新 太陽風は低速風に変わりかけています。太陽の東端に黒点が現れるかもしれません。 担当 篠原 太陽風の速度は、今朝早くに400km/秒台を割り、 370km/秒まで下がっています。 太陽風は次第に低速の風に変わっています。 磁場強度も、4nTへ少し下がっています。 磁気圏は静穏で、AE指数は特に変化は起きていません。 27日周期の図を見ると、 前周期の11月19〜20日は低速風になっていて、 今回も同様の推移になっている様です。 前回は11月21日に速度の上昇が発生していますが、 現在もSDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 太陽の中央部のコロナホールが西に進んでいて、 今後、この領域の影響が到来しそうです。 どのタイミングで変化が始まるか、注目してください。 太陽は、無黒点の状態が続いています。 SDO衛星やSTEREO Ahead衛星によると、 太陽の東端の向こう側に活動的な領域がある様です。 (掲載のSDO衛星AIA193の左端の明るい部分です) 今後こちら側に回ってきますが、黒点はあるでしょうか。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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