宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/12/19 11:56 更新 高速の太陽風が続き、現在の速度は570km/秒です。磁気圏は穏やかになっています。 担当 篠原 高速の太陽風が続いています。 今朝早くまで、太陽風の速度は600km/秒台を保ち、 その後少し下がりましたが、 現在も570km/秒と高まった状態が続いています。 太陽風の磁場強度は、昨夜の段階で3nTくらいに下がっていましたが、 その後やや強まって、現在は8nTに戻っています。 27日周期の図を見ると、太陽風の高まりは、 前周期よりも規模が大きくなっている様です。 今後は次第に弱まっていくと思われますが、 どのような変化になるでしょうか。 太陽風磁場の南北成分は、 昨夜くらいから北寄りの傾向になり、 磁気圏の活動もそれに伴って減少しています。 AE指数のグラフは、後半から変化が目立たなくなっています。 太陽では、掲載の可視光写真では見つけられませんが、 東端近くに小さい黒点が発生しています。 この後、より大きくなるでしょうか。 X線グラフに目立った変化はありません。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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