宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/12/16 14:05 更新 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。コロナホールの影響が近づいています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の午後に350km/秒へ下がり、 今朝くらいから370km/秒に少し上がっていますが、 低速の状態が続いています。 磁場強度は、4〜5nTと平均的な値を保っていて、 こちらも穏やかです。 磁気圏も静穏で、 AE指数のグラフには、目立った変化は見られません。 SDO衛星SIS193では、 太陽の中央部のコロナホールは太陽の右半分くらいに進み、 今後、影響が到来しそうです。 太陽風の磁場強度が強まると、変化の始まりになるでしょう。 太陽は無黒点です。 昨夜、15日20時(世界時15日11時)頃に、 太陽の左下の領域で、フィラメント噴出が発生しています。 SDO衛星AIA304の動画を掲載します。 弱いCMEも発生しているのではないでしょうか。 太陽の左下に向かって発生したフィラメント噴出。SDO衛星AIA304。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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