宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:36)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/17 --- ---
12/16 --- ---
12/15 --- ---

黒点 12/17 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:25 403 -6.6
-2 h 389 +0.3
-4 h 366 -2.1
-6 h 374 +0.9
-8 h 332 +0.2
-10 h 325 +1.3
-12 h 325 +0.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 3 -/ -
-2 h 26 -/ -
-4 h 34 -/ -
-6 h 19 -/ -
-8 h 6 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
12/17 0.4 3x10^2
12/16 0.4 3x10^2
12/15 0.4 3x10^2
12/14 0.4 2x10^2
12/13 0.4 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/12/12 12:07 太陽風速度の弱い高まりが到来しました。
2017/12/13 13:08 やや高速の太陽風が続いています。太陽は黒点が見えなくなっています。
2017/12/14 12:53 太陽風は平均的な状態に戻りつつあります。太陽は無黒点です。
2017/12/15 12:31 太陽風は低速風に変わりかけています。太陽の東端に黒点が現れるかもしれません。
2017/12/16 14:05 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。コロナホールの影響が近づいています。
最新のニュース

2017/12/17 13:36 更新
太陽風の磁場が強まり、速度も高まり始めています。

担当 篠原

太陽風の強まりがやって来た様です。
今朝、17日6時(世界時16日21時)に、
太陽風の磁場強度は、3nTから10nT近くへ強まり、
速度も、330km/秒から370km/秒へ少し上昇しました。

その後も、磁場強度は10nT前後に強まった状態が続き、
速度も400km/秒と平均的な速さに戻っています。

27日周期の図を参照すると、
前周期の11月20日に発生した変化が、
半日ほど早まって回帰したと思われます。

前周期の太陽風は、速度が600km/秒まで高まりました。
今回はどのような推移になるでしょうか。

磁場が強まった後、
磁場の南北成分は南向きに-5nTを超える変化が目立っています。
まだ速度が遅いためか、AE指数では、目立った変化にはなっていませんが、
今後、速度が上昇して、磁場も南寄りに変化が続くと、
オーロラの活動も高まってくるでしょう。


太陽は、無黒点の状態が続いています。
東端の活動的な領域は、こちら側に回ってきましたが、
黒点はありませんでした。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。