宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:08)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/13 --- ---
12/12 --- ---
12/11 --- ---

黒点 12/13 (NOAA)
磁場 フレア
2691 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:22 472 +2.1
-2 h 476 +4.0
-4 h 480 +3.9
-6 h 477 +2.5
-8 h 478 -2.6
-10 h 496 -5.9
-12 h 492 +0.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -3 -/ -
-2 h 1 -/ -
-4 h -3 -/ -
-6 h -8 -/ -
-8 h -19 -/ -
-10 h -3 -/ -
-12 h -1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 6x10^1
12/13 0.4 4x10^2
12/12 0.4 3x10^2
12/11 0.5 3x10^3
12/10 0.6 5x10^3
12/ 9 0.5 6x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/12/ 8 12:38 太陽は無黒点です。太陽風の高まりは終わりに向かっています。
2017/12/ 9 13:22 太陽風は平均的な状態に戻っています。
2017/12/10 10:01 太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。太陽に小さい黒点が現れています。
2017/12/11 12:31 太陽の東端から黒点が現れるかもしれません。太陽風は低速です。
2017/12/12 12:07 太陽風速度の弱い高まりが到来しました。
最新のニュース

2017/12/13 13:08 更新
やや高速の太陽風が続いています。太陽は黒点が見えなくなっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日のニュースの後に再び上昇して、
520km/秒に高まりました。
深夜になると、480km/秒へ一段下がりましたが、
そのまま、やや高速の太陽風が現在まで続いています。

太陽風の磁場強度も、
今朝にかけて8nTにやや強まった状態が続き、
その後、5nTと平均的な強度に下がっています。

27日周期の図を見ると、
前周期と速度の変化に違いができています。
前周期はこの後(11月16日以降)に速度の高まりが到来していますが、
今回はこの後どうなるでしょうか。

太陽風磁場の南北成分は、
太陽風のグラフの中央付近で、-8nTと南向きに大きく振れ、
その後は北寄りの傾向になっています。

オーロラの活動度を示すAE指数のグラフも、
1000nTに達する大きな変化を記録した後は、
静かになっています。

太陽風の速度とともに、
この後の磁場の南北成分の傾向にも注目してください。


太陽では、2691黒点群が見えなくなって、
無黒点になっています。
X線グラフの変化もなく、太陽は静かです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。