宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/12/13 13:08 更新 やや高速の太陽風が続いています。太陽は黒点が見えなくなっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日のニュースの後に再び上昇して、 520km/秒に高まりました。 深夜になると、480km/秒へ一段下がりましたが、 そのまま、やや高速の太陽風が現在まで続いています。 太陽風の磁場強度も、 今朝にかけて8nTにやや強まった状態が続き、 その後、5nTと平均的な強度に下がっています。 27日周期の図を見ると、 前周期と速度の変化に違いができています。 前周期はこの後(11月16日以降)に速度の高まりが到来していますが、 今回はこの後どうなるでしょうか。 太陽風磁場の南北成分は、 太陽風のグラフの中央付近で、-8nTと南向きに大きく振れ、 その後は北寄りの傾向になっています。 オーロラの活動度を示すAE指数のグラフも、 1000nTに達する大きな変化を記録した後は、 静かになっています。 太陽風の速度とともに、 この後の磁場の南北成分の傾向にも注目してください。 太陽では、2691黒点群が見えなくなって、 無黒点になっています。 X線グラフの変化もなく、太陽は静かです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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