宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:07)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/12 --- ---
12/11 --- ---
12/10 --- ---

黒点 12/12 (NOAA)
磁場 フレア
2691 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:55 452 -4.0
-2 h 431 -0.4
-4 h 444 -2.5
-6 h 444 +3.5
-8 h 452 +3.0
-10 h 471 +1.3
-12 h 483 -1.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -9 -/ -
-2 h 6 -/ -
-4 h 18 -/ -
-6 h 10 -/ -
-8 h -5 -/ -
-10 h -5 -/ -
-12 h -1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 7x10^1
12/12 0.4 3x10^2
12/11 0.5 3x10^3
12/10 0.6 5x10^3
12/ 9 0.5 6x10^3
12/ 8 0.4 5x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/12/ 7 13:03 2690黒点群が淡く見えています。太陽風の速度は下がり始めています。
2017/12/ 8 12:38 太陽は無黒点です。太陽風の高まりは終わりに向かっています。
2017/12/ 9 13:22 太陽風は平均的な状態に戻っています。
2017/12/10 10:01 太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。太陽に小さい黒点が現れています。
2017/12/11 12:31 太陽の東端から黒点が現れるかもしれません。太陽風は低速です。
最新のニュース

2017/12/12 12:07 更新
太陽風速度の弱い高まりが到来しました。

担当 篠原

昨夜に入って、太陽風の速度は高まりを見せ、
490km/秒の高速風になりました。
高まりのピークは短く、
今日の未明には450km/秒へ一段下がっていますが、
現在もやや高速の風が続いています。

太陽風の磁場強度も、
速度が高まる頃に10nTを超えるくらいまで強まり、
その後少し下がって、7〜8nTとやや強まった状態です。

27日周期の図を見ると、
前周期の11月14日は、磁場強度の強まりだけでしたが、
今回は、速度の高まりも到来しました。

太陽風磁場の南北成分は、
昨日の午後に、-5nTを超える程度の南向きの変化が発生したり、
その後も、南向きへの変化が度々発生しています。

磁気圏の活動もある程度強まって、
AE指数は500nT前後の変化が続いています。

SDO衛星AIA193では、太陽の北極域、中央部南寄り、東側の北寄りと、
あちこちにコロナホールが見えています。
27日周期の図の前周期も、
11月16日や11月21日に速度の高まりが発生していて、
これらがどの様に回帰してくるか、今後の推移に注目してください。


太陽は、東端の領域に黒点はありませんでした。
2691黒点群は、少し大きくなっています。

X線グラフに変化はなく、太陽は穏やかです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。