宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/12/ 8 12:38 更新 太陽は無黒点です。太陽風の高まりは終わりに向かっています。 担当 篠原 2690黒点群は見えなくなり、太陽は無黒点に戻っています。 X線グラフも静かなままです。 太陽風は、昨夜にかけて550km/秒の速度に上がり、 今朝まで500km/秒台を保ちました。 27日周期の図の前周期の11月10日に見られた速度の高まりが、 弱まって回帰したということかもしれません。 現在の速度は480km/秒です。 磁場強度も3nTに下がり、 太陽風の高まりは終わりに近付いている様です。 太陽風磁場の南北成分は、 南向きの -5nTの変化が昨夜発生し、 速度が再び高まっていたことと重なって、 AE指数は1000nT近い大きな変化が発生しています。 その他の時間帯は、南北成分の変化は小さく、 磁気圏も穏やかになっています。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 北半球の中央部にコロナホールが伸びています。 この領域の影響がどの程度やって来るか、 3日後以降の変化に注目して下さい。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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