宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/12/ 7 13:03 更新 2690黒点群が淡く見えています。太陽風の速度は下がり始めています。 担当 篠原 昨日太陽に現れた黒点は、2690黒点群と番号が付きました。 早くも淡くなり始めていて、 今日の写真ではかろうじて見つけられる程度です。 太陽は穏やかに推移しています。 太陽風は、昨日のニュース以降はゆっくりと速度が下がり、 昼頃に、480km/秒まで低下しました。 その後、530km/秒に上がる変化をしていますが、 一時的な高まりなのか、もうしばらく500km/秒台を保つのか、 引き続き注目して下さい。 磁気圏はやや活動的な状態が続き、 AE指数は500nT前後の小刻みな変化が続いています。 27日周期の図では、 前周期は11月10日に2つめの速度の山が来ています。 今回は、この後どうなるでしょうか。 また、SDO衛星AIA193では、 北極付近から低緯度に細長く伸びるコロナホールの先端が、 太陽の中心線に近付いています。 4日後くらいに、ここからの影響がやって来るかもしれません。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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