宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:14)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 6 --- ---
12/ 5 --- ---
12/ 4 --- ---

黒点 12/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:04 620 -0.9
-2 h 598 +0.3
-4 h 600 -1.1
-6 h 610 -0.8
-8 h 571 -1.1
-10 h 567 -1.0
-12 h 551 -2.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -24 -/ -
-2 h -20 -/ -
-4 h -21 -/ -
-6 h -19 -/ -
-8 h -21 -/ -
-10 h -26 -/ -
-12 h -16 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^2
12/ 6 0.5 7x10^2
12/ 5 0.5 2x10^2
12/ 4 0.4 3x10^2
12/ 3 0.4 3x10^2
12/ 2 0.4 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/12/ 1 13:41 太陽風はやや高まった状態が続いています。
2017/12/ 2 12:31 太陽風は平均的な状態に戻っています。太陽は無黒点です。
2017/12/ 3 12:51 太陽風は平均的な状態です。11月の黒点相対数は、5.7 に下がっています。
2017/12/ 4 12:11 太陽風は低速です。これから高速の太陽風が始まりそうです。
2017/12/ 5 11:43 太陽風の磁場強度が強まり、コロナホールの影響が及び始めた様です。
最新のニュース

2017/12/ 6 13:14 更新
太陽の中央部に小さい黒点が発生しています。太陽風は高速風になっています。

担当 篠原

太陽の中央部に新しい黒点が出現しています。
SDO衛星の可視光写真では、
今朝、6日8時(世界時5日23時)頃から見え始めました。
できたばかりの小さい黒点ですが、
この後、どの様に推移するでしょうか。

X線グラフは変化はなく、太陽は穏やかです。


太陽風は、昨日の午後、5日16時(世界時5日7時)に
速度が500km/秒を超えて、高速の風になりました。
その後もゆっくりと速度は高まり、
今朝の段階で600km/秒に達し、そのまま安定しています。

一方、10nTを超えるくらいに強まっていた磁場強度は、
今朝以降は5nTと、平均的な値に下がっています。

磁気圏の活動も強まって、
AE指数は1000nTに達する大きな変化が半日程度続きました。
しかし、今朝以降は、磁場が弱まるとともに、
南北成分は0nT付近で小さく変化する様になっていて、
磁気圏の活動も弱まっています。
速度は高まった状態が続いていますが、
この後はどうなるでしょうか。

27日周期の図を見ると、
前周期から1日遅れくらいで高速太陽風が回帰しています。
前周期は5日ほど高速風が続きましたが、
今回は少し短くなりそうです。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。