宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2017/12/ 4 12:11 更新 太陽風は低速です。これから高速の太陽風が始まりそうです。 担当 篠原 太陽風は、速度が320km/秒へ下がり、 低速の風になっています。 DSCOVR衛星のグラフを見ると、 昨夜までは400km/秒台を超える速度になっていましたが、 その後、一気に300km/秒台前半に下がっています。 しかし、ACE衛星のデータと見比べると、 DSCOVR衛星のグラフの前半の400km/秒台は、 データエラーだった可能性があり、 この頃から既に、 太陽風は300km/秒台の低速風になっていた様に思います。 27日周期の図を見ると、前周期と同様の推移をしています。 このまま進むと、これからコロナホールの影響が到来しそうです。 現在の太陽風の磁場強度は、4nTから6nTへ少し上がりかけています。 この後も更に上昇するようであれば、太陽風の乱れの始まりです。 引き続き変化に注目して下さい。 磁気圏は静かな状態が続いています。 AE指数のグラフは、ほとんど変化がありません。 太陽は無黒点で、静かな状態が続いています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |