宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:51)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 3 --- ---
12/ 2 --- ---
12/ 1 --- ---

黒点 12/ 3 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 426 -0.0
-2 h 402 -0.3
-4 h 404 -1.2
-6 h 384 +0.6
-8 h 393 -1.0
-10 h 410 -0.5
-12 h 396 -2.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -9 -/ -
-2 h 2 -/ -
-4 h 8 -/ -
-6 h 6 -/ -
-8 h 6 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
12/ 3 0.4 3x10^2
12/ 2 0.4 3x10^2
12/ 1 0.4 2x10^2
11/30 0.4 4x10^2
11/29 0.4 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/11/28 13:06 コロナホールの影響が到来して、太陽風の速度がやや高まっています。
2017/11/29 13:47 太陽風は平均的な速さに戻っています。磁気圏は穏やかに推移しています。
2017/11/30 12:56 太陽風が少し強まっています。磁気圏は穏やかです。
2017/12/ 1 13:41 太陽風はやや高まった状態が続いています。
2017/12/ 2 12:31 太陽風は平均的な状態に戻っています。太陽は無黒点です。
最新のニュース

2017/12/ 3 12:51 更新
太陽風は平均的な状態です。11月の黒点相対数は、5.7 に下がっています。

担当 篠原

WDC-SILSOより、11月の太陽黒点相対数が発表されました。
それによると、11月の平均値は 5.7 と1桁に下がっています。

ここまで下がったのは、前の極小期の終わりにあたる、
2009年11月の 6.9 以来で、8年ぶりのことです。
第24期から第25期に向かう極小期も本格的になってきました。

黒点相対数が0になる無黒点の日も、11月は19日に達しています。
10月も11日と2桁に達していて、
2か月連続して2桁に達したのは、今回の極小期では初めてです。
最後に2か月続いたのは、2010年の4〜5月です。
また、無黒点の日数が19日に達したのは、
2009年10月の21日以来です。

黒点相対数の平均値も、無黒点日の日数も、
どちらもほぼ8年ぶりの記録となりました。



現在の太陽風は、平均的な状態が続いています。
速度は、400km/秒のまま安定し、
最新のところで430km/秒に上がっていますが、
一時的な変化でしょう。
磁場強度は、一旦、2nTまで下がり、
現在は4nTに戻っています。

磁場の南北成分は、
DSCOVRの図の前半は南北に振れていますが、
後半は0nT付近に留まっています。
磁気圏の活動も穏やかで、
AE指数は、太陽風磁場が南向きに変化した頃に
500nTの変化が起きていますが、
その他の時間帯は静かです。

27日周期の図を参考にすると、
次の太陽風の高まりは、明日くらいから始まりそうです。


太陽は無黒点で、とても静かです。



太陽黒点相対数の長期変化。11月の黒点相対数は 5.7 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の月毎の無黒点日の日数。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。