宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/12/ 2 12:31 更新 太陽風は平均的な状態に戻っています。太陽は無黒点です。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日のニュース以降、少しずつ低下して、 430km/秒と平均的な速さに戻っています。 磁場強度も、4〜5nTと平均的な状態で安定しています。 太陽風磁場の南北成分は、北に向いたり南に向いたり、 ゆっくりと変化しています。 このため、南寄りになっていた時間帯に、 AE指数のグラフも300〜500nTの小規模の変化が起きています。 全体としては、磁気圏は静穏で、 太陽風が穏やかになってきたため、 この後もしばらく静かに推移しそうです。 一方、SDO衛星AIA193では、 次のコロナホールが太陽の中心線付近に広がっています。 コロナホールの広がりを過去の周期と比べると、 東西(横方向)の広がりが少し小さくなっています。 今回の高速太陽風の推移にどの様な違いが現れるか注目してください。 始まりは、明後日くらいになりそうです。 太陽は、無黒点になっていて、 X線グラフも変化はなく、とても静かです。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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