宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/11/29 13:47 更新 太陽風は平均的な速さに戻っています。磁気圏は穏やかに推移しています。 担当 篠原 480km/秒付近にやや高まっていた太陽風の速度は、 今日に入る頃に400km/秒近くまで下がり、 平均的な速さに戻っています。 現在も420km/秒付近で推移しています。 DSCOVR衛星では、 速度が下がる頃の速度データが欠けていたので、 参考にACE衛星の図も掲載します。 太陽風の磁場強度も、6〜7nTへ少し下がっています。 磁場の南北成分は、比較的北寄りに推移していて、 磁気圏の活動は全体としては穏やかですが、 AE指数のグラフでは、500nT程度の小規模の活動も起きています。 太陽風の高まりは落ち着きつつありますが、 コロナホールの影響はこれで通り過ぎたのか、 27日周期の図の前周期の様に、これから再び高まりを見せるのか、 引き続き注目してください。 太陽は穏やかに推移しています。 2689黒点群は次第に太陽の西の端に近づいています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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